運動がもたらす健康効果には、ダイエットなどの「減量効果」、血糖値改善などの「身体の健全化」、ストレス解消などの「心の健康効果」、骨粗しょう症やがんなどの「予防効果」があります。
●運動による「ダイエット効果」について
・有酸素運動で脂肪を燃焼
減量効果があることで知られているのが有酸素運動です。
酸素を使って脂肪や糖質を燃焼しエネルギー源とするため、体脂肪の減少とそれに伴う減量効果があります。
有酸素運動にともなる減量は、内臓脂肪型の肥満や生活習慣病、メタボリックシンドロームの予防につながります。
・筋トレで基礎代謝アップ
レジスタンス運動(筋トレ)を行い筋肉量が増えると、基礎代謝量が上がります。これによって消費するエネルギー量が増え、太りにくい身体を作ることが可能です。
●運動による「身体の健全化」について
運動することは、血糖値や血圧、血中脂質について、さまざまな健康効果をもたらしてくれます。
運動をするとインスリンの働きが改善されます。これによって正常化されるのが「血糖値」です。
血糖は膵臓から分泌されるインスリンの働きで、筋肉に取り込まれることにより、その値が正常の範囲に保たれます。
・血糖値改善のためには、1日20分以上・週に3日以上の運動
血糖値を改善するには、できれば毎日、最低でも週に3日以上の運動が必要です。
1日20分以上、週に計150分以上の運動が目安となります。
●運動による「心の健康効果」について
体を動かすと交感神経が活発化し、物事を前向きにとらえやすくなります。また、β-エンドルフィンの作用で気持ちが高まり、幸せな気持ちになります。
さらに、運動を継続することでドーパミンの分泌が盛んになり、ワクワク感も増加します。
そのほか、セロトニンの作用で心身が安定するため、ストレス解消にもつながるでしょう。
●運動による「骨粗鬆症・癌の予防効果」について
・骨粗鬆症予防には、栄養と骨刺激が大切
ウォーキングや筋力トレーニングなど、骨刺激が生じる運動を行なうことが、骨の健康につながります。
・がん予防には適度な運動を
がん予防のためにも運動は効果的です。現代人は紫外線やストレス、喫煙、暴飲暴食など「活性酸素」が発生する環境で生活しています。
活性酸素は細胞を傷つけることで老化や動脈硬化、がんなど、多くの疾患をもたらす原因と言われています。
そんな活性酸素は身体的不活動でも高まると報告されています。
こんな話を聞くと、身体的不活動の状態が長いと自覚がある場合、少し心配になってきますね。
健康や身体づくりのために、今日からさっそく運動を始めてみてはいかがでしょうか。
著:B-fitスポーツクラブ鶴見緑地スタッフ
大阪鶴見緑地のフィットネスジム
【B-fit(ビィフィット)スポーツクラブ鶴見緑地】
https://b-fit.jp/tsurumi
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